小説家の菊池寛は無類の人情家であった。その事は、親友の芥川龍之介や直木三十五の 死を悼み「芥川賞」と「直木賞」を設立した事からも良く分かる。 そんな心優しい菊池寛がとんでもない悪女と知り合い、あっと言う間に魅了されてしまっ た。その悪女は谷口初音と言い、先日まで遊郭で働いていた小才の利く妖艶な女性である。 菊池の状況に危機感を抱いた芥川龍之介と川端康成は、菊池にその非を説いて聞かせるのだ が、当の本人は頑なに聞き入れようとはしなかった。 そこで菊池と離婚調停中の正妻、霧子に白羽の矢が立つ。彼女なら何とか菊池に意見し交流 を断ち切らせることが出来るだろうと。 ところが予想に反して事態は更なる泥沼へと嵌り込むのだった。 ハチャメチャなトタパタ 劇に多彩な出演人が華と色と恐怖を添える、不真面目にしてオバカな男と女の物語です。 (実在の人物に架空の登場人物を交えた人情劇/平成15年初演。再演多数) |
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脚本・演出 :神 佑輔 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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※各回、受付は開演の30分前開始です。開演後30分以上経過後の入場はお断りします。 【会場】 「絵本塾ホール」(四ツ谷) 東京都新宿区若葉1-22-16 ASTYビル地階
会場に駐車スペースは御座いません。周囲は閑静住宅地です。お帰りの際、お静かにお願い致します。 |
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前売り・当日 ともに ¥2500 (15歳未満及び60歳以上の方は¥1500) |
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